ヨガの八支則 -1.ヤマ-


◎ヨガの八支則◎

  1. ヤマ

  2. ニヤマ

  3. アーサナ

  4. プラーナヤーマ

  5. プラティヤハーラ

  6. ダラーナ

  7. ディヤーナ

  8. サマディ


1.ヤマ

ヤマ=やってはいけないこと

まず、ヨガではやってはいけない行ないを説いています。

  • アヒムサー
  • サティヤ
  • アスティヤ
  • ブラフマチャリア
  • アパリグラハ

アヒムサー

日本語では「非暴力」

暴力をこなってはいけませんということです。

当たり前のことですね。

ここでいう暴力は殴るなどの暴力だけではないんです。
言葉の暴力
無言の暴力
人を肉体的だけでなく精神的に傷つけることも暴力です。

あなたは誰かを傷つけていませんか?
ヨガで行動を振り返ってみましょう。


サティヤ

日本語では「正直」

嘘をついてはいけませんということです。

人に対してはもちろん
自分に対しても嘘をついてはいけません。

素直な心を持つことがとても大事です。

歳を重ねると嘘をつくことが多くなりませんか?
自分を誤魔化したり。

ヨガで素直な自分を取り戻しましょう。


アスティヤ

日本語では「不盗」

盗んではいけないということです。

盗みは法を犯すことなので当たり前だと思いますが、そればかりではありません。

他者の時間を盗むことも含まれています。
時間を共有するのはいいのですが、時間を拘束することは盗んでいることです。
無断で遅刻をすることもその一つではないでしょうか?

また、人の喜びや幸せを奪うこともこれに当てはまります。
嫉妬をしたり、他者へ嫌がらせをしたり、不快な気持ちにさせたりすることです。

さらに、自然を奪うこともそうですね。
植物を取る、荒らす、動物の命を奪う。
人は、食べなくてはいけません。
奪うのではなく、恵みを受けていることに常に感謝をして食べ物を粗末にせず食べることが大事だと思います。

ヨガで繋がりを知り、共有しましょう。


ブラフマチャリア

日本語では「禁欲」

欲を持ってはいけないということです。

食欲
物欲
睡眠欲
性欲
禁欲
知識欲
名誉欲
など・・・

様々な欲が存在します。
無欲もどうかなと思いますが、欲が強すぎるのは良くありません。
程よく、バランスよく、執着しないことがいいのです。

ヨガで心と体のバランスをとっていきましょう。


アパリグラハ

日本語では「非所有」

集めたり、貯えたりしてはいけません。

必要なもの以外受け取らないということです。

今、自分に必要なものだけ。

いつかのために貯えてはいけないのです。

これが、ヤマの中で一番難しく感じます。
今、必要なものを感じるには自分をよく知ることが必要です。
ヨガで自分自身を見つめていきましょう。

 

さぁ、8支則の1番目「ヤマ」はいかがでしたか?
当たり前のようで深く考えると難しかったりします。
毎日出来るヨガ「ヤマ」を意識してみましょう。

 


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